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医師・医療従事者・医療機関の方々に対する法律事務所からの情報発信です。弁護士法人 河原町総合法律事務所。


by 弁護士 赤井勝治

弁護士への相談の仕方について(1)

 日頃、医師等の医療従事者の方々とのお付き合いの中で、何かトラブルがあったときに、弁護士に相談をしようと思っても、どのような弁護士に、どのタイミングで相談したらよいのかが分からないということをよく耳にします。

 そこで、今回は、相談を受ける弁護士の立場からではありますが、何かトラブルを抱えられた際に、どのような弁護士に、どのタイミングで相談されるのがよいのか、弁護士への相談の仕方について述べてみたいと思います。

 まず、「どのような弁護士に」という点についてです。

 この点、知っておいていただきたいのは、弁護士の業界では、医師における専門医制度のような専門分化が遅れているということです。
 最近になってやっと、弁護士の業界でも、専門特化ということが言われるようになってきましたが、医療業界のような専門分化は、ごく一部(例えば、東京や大阪などの大都市圏にある海外との取引関係や大手企業の法務に特化した渉外法律事務所や知的財産権に特化した法律特許事務所など)を除いて、ほとんど進んでいないのが現状です。

 そのうえ、弁護士には、広告規制というものがあり、表立って、「~専門」と謳うことが禁じられています。これは、弁護士には、医師における専門医の認定制度のようなものがないため、これを野放しにすると、その能力もないのに勝手に「~専門」と謳う弁護士が出現し、その結果、相談者や依頼者などに不利益を被らせるおそれがあるためです。

 近時は、弁護士によるホームページ等の広告において、実質的には「~専門」と謳っているのと変わらない謳い文句が増えてきましたが、前記のような理由で、これについては何の担保もありません。

  赤井・岡田法律事務所
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執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
by motomame | 2015-03-05 09:00