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by 弁護士 赤井勝治

医療法人のたたみ方について(2)

 医療法人のたたみ方には、いくつかの方法があります。

 大きく分けて、法的手続、すなわち裁判所における手続を利用する方法と、そのような法的手続を利用しないで行う方法とがあります。

 法的手続を利用しない方法としては、事実上の廃業という方法と任意整理(私的整理)という方法があります。

 他方、法的手続を利用する方法としては、自己破産という方法があります。

 いずれも、最終的に、医療法人がそれまで行ってきた事業を終了させ、医療法人は消滅します。

 また、上記の任意整理(私的整理)の際に、法人の売却や法人の合併、法人の事業譲渡といった手段を組み合わせて利用する場合があります。

 事実上の廃業という方法は、それまで行ってきた事業を、事実上やめてしまうだけという方法です。

 特に弁護士に依頼するまでもなく、理事長自らが、決断すれば足ります。

 ただし、それまでの借入の返済などについて問題のないことが必要です。

 個人事業者と変わらないような規模の小さな医療法人が、この方法で法人をたたむことの可能な場合が最も多いでしょう。

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執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
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by motomame | 2017-04-27 09:30