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by 弁護士 赤井勝治

相続について(10)

 遺産分割の行い方は、まずは「話し合い(協議)」です。

 相続人全員で話し合うことになりますが、全員が合意しない、すなわち一人でも反対する者がいるなど全員の間で話し合いがまとまらなければ有効な遺産分割は成立しません。

 そして、当事者間の話し合いでは話がまとまらない場合には、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てることになります。

 この「調停」という手続きは、裁判と異なり、あくまで話合いを行うための手続きです。
 当事者だけでは話合いができなかったり、話がまとまらないため、調停委員や調停官という第三者に間に入ってもらって話合いをするための手続きです。

 あくまで話合いの手続きであるため、この調停によっても全員の間で話がまとまらなければ解決には至りません。

 調停によっても解決に至らなかった場合には、家庭裁判所の審判という手続きでの解決を図ることになります。

 この「審判」という手続きは、裁判に近い手続きで、最終的には、裁判官が決定(裁判でいうところの「判決」と同じようなもの)により、分割の内容を決めることになります。

 この「決定」に不服がある場合には、異議を申し立てることができますが、基本的には、この「審判」での「決定」を出してもらうことが最終的な解決方法となります。

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執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
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by motomame | 2017-02-16 09:00