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by 弁護士 赤井勝治

相続について(5)

 前回の法定相続分の続きです。

 配偶者とその他の相続人がいる場合の最後として、配偶者以外に第1順位と第2順位の者が一人もおらず、兄妹姉妹がいる場合には、配偶者の法定相続分は4分の3で、兄妹姉妹は4分の1です。

 兄妹姉妹が複数いるときには、この4分の1を分け合うことになります。

 たとえば、ある男性が亡くなって、その妻と兄、姉がいる場合には、相続分は配偶者が4分の3、兄と姉はそれぞれ8分の1ずつとなります。

 なお、兄妹姉妹の相続分については、亡くなった者と父母の一方のみが同じ兄弟姉妹は、父母の双方が同じ兄弟姉妹の半分になります。

 たとえば、ある男性が亡くなって、その妻と姉、弟がいる場合で、かつ、姉は亡くなった男性と父母が同じで、弟は父のみ同じという場合の相続分は、配偶者が4分の3、姉が12分の2(1/4×2/3)、弟は12分の1(1/4×1/3)になります。

 次に、配偶者がいない場合ですが、その場合、同一順位の相続人が一人しかいなければ、その者がすべてを相続することになります。

 同一順位の相続人が複数いるときは、原則として、その頭数によって等分することになります。
 これが等分とならない場合については、既に子及び兄弟姉妹のところで説明したとおりです。

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執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
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by motomame | 2017-01-12 09:00