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by 弁護士 赤井勝治

ハランスメントについて(1)

 医療機関(病院)は、ハランスメントの発生率が高い職場と言われており、ハランスメントの温床とも言われることがあります。
 その理由としては、医療機関(病院)においては、医局と事務局という二重の指示系統があるなどその指示系統が複雑であることや女性の従事者が多いこと等があげられています。

 ハランスメントには、パワー・ハランスメント(パワハラ)、セクシャル・ハランスメント(セクハラ)、マタニティー・ハランスメント(マタハラ)などがあります。

 そして、法律的には、これらのハランスメントがあった場合には、ハランスメントを加えられた者(被害者)から、ハランスメントを加えた者および医療機関(病院)に対して、損害賠償請求等の請求をなされるおそれがあります。
 今回は、これらのハランスメントについて、取り上げてみたいと思います。

 パワー・ハランスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいうとされています。
 これは、上司がその地位や権限を濫用して、部下の人格や利益を損ねるものであり、職場内における人格権侵害の一つと捉えることができます。

 典型的なものとしては、暴力、言葉等による人格否定・名誉毀損・侮辱、仕事外し・仲間外し・無視、無意味な作業や過度な業務の強要、見せしめや報復としての降格・配転などがあります。

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執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
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by motomame | 2016-11-10 09:00