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by 弁護士 赤井勝治

感染性廃棄物の処理について(3)

 すべての廃棄物は、法に基づいて適正に処理しなければならず、医療関係機関等は、医療行為等によって生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければなりません。

 そして、医療関係機関等の管理者等は、施設内で生ずる感染性廃棄物を適正に処理するために、特別管理産業廃棄物管理責任者を置き、管理体制の充実を図らなければならないとされています。

 また、医療関係機関等の管理者等は、施設内で発生する感染性廃棄物の種類、発生量等を把握し、感染性廃棄物の適正な処理が行われるよう処理計画を定めるよう努めることとされています。

 取扱に関して、感染性廃棄物は他の廃棄物と分別して排出しなければならないとされています。

 また、感染性廃棄物の施設内における移動は、移動の途中で内容物が飛散・流出するおそれのない容器で行うものとされています。

 さらに、①感染性廃棄物が運搬されるまでの保管は極力短期間とし、②感染性廃棄物の保管場所は、関係者以外立ち入れないように配慮して、感染性廃棄物は他の廃棄物と区別して保管しなければならず、③感染性廃棄物の保管場所には、関係者の見やすい箇所に感染性廃棄物の存在を表示するとともに、取扱の注意事項等を記載しなければならないとされています。

 感染性廃棄物の収集運搬を行う場合は、必ず容器に収納して収集運搬することになっているため、収集運搬に先立ち、あらかじめ、①密閉でき、②収納しやすく、③損傷しにくい容器に入れて、密閉しなければなりません。

 また、感染性廃棄物を収納した容器には、感染性廃棄物である旨及び取り扱う際に注意すべき事項を表示するものとされています。なお、非感染性廃棄物を収納した容器には、必要に応じて非感染性廃棄物であることの表示を行うことが推奨されています。

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執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
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by motomame | 2016-10-20 09:00