医師・医療従事者・医療機関の方々に対する法律事務所からの情報発信です。赤井・岡田法律事務所HP: http://www.akai-okadalaw.com


by 弁護士 赤井勝治

感染性廃棄物の処理について(2)

 感染性廃棄物に当たるか否かの具体的な判断は、次の(1)、(2)及び(3)に掲げたいずれかに該当するか否かによります。

 (1)形状の観点から
   ①血液、血清、血漿及び体液(精液を含む)(以下「血液等」という)
   ②手術等に伴って発生する病理廃棄物(摘出又は切除された臓器、組
    織、郭清に伴う皮膚等)
   ③血液等が付着した鋭利なもの
   ④病原微生物に関連した試験、検査等に用いられたもの

 (2)排出場所の観点から
    感染症病床、結核病床、手術室、緊急外来室、集中治療室及び検査
   室において治療、検査等に使用された後、排出されたもの

 (3)感染症の種類の観点から
   ①感染症法の一類、二類、三類感染症、新型インフルエンザ等感染
    症、指定感染症及び新感染症の治療、検査等に使用された後、排
    出されたもの
   ②感染症法の四類及び五類感染症の治療、検査等に使用された後、
    排出された医療器材、ディスポーザブル製品、衛生材料等(ただし、
    紙おむつについては、特定の感染症に係るもの等に限る)

 通常、医療関係機関等から排出される廃棄物は上記の「形状」、「排出場所」及び「感染症の種類」の観点から感染性廃棄物の該否についての判断ができますが、これらいずれの観点からも判断できない場合であっても、血液等その他の付着の程度やこれらが付着した廃棄物の形状、性状の違いにより、専門知識を有する者(医師、歯科医師及び獣医師)によって感染のおそれがあると判断される場合は感染性廃棄物とされます。

 なお、非感染性の廃棄物であっても、鋭利なものについては感染性廃棄物と同等の取扱いとされます。

  赤井・岡田法律事務所
京都市中京区新椹木町通竹屋町上る西革堂町184番地
                  オクムラビル2階
        TEL(075)257-6033
        FAX(075)212-3670
執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
[PR]
by motomame | 2016-10-13 09:00