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by 弁護士 赤井勝治

感染性廃棄物の処理について(1)

 事業活動に伴い排出される廃棄物には、通常、産業廃棄物(法で定めるごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であって、固形状又は液状のもの)とそれ以外の一般廃棄物があり、適正に処理しなければならないとされています。

 医療機関においては、これらのほかにも「感染性廃棄物」が排出され、これも適正に処理しなければなりません。

 廃棄物の処理については、処理業者に委託されることがほとんどであろうと思いますが、仮にその委託業者が不法投棄など適正な処理をしなかった場合には、委託をした医療機関が措置命令や罰則などのペナルティを受けるおそれがあります。
 よって、廃棄物処理についても、最低限の知識を有しておくことが必要です。

 今回は、「感染性廃棄物」の取扱を中心に述べてみたいと思います。

 感染性廃棄物とは、医療関係機関等から生じ、人が感染し、若しくは感染するおそれのある病原体が含まれ、若しくは付着している廃棄物又はこれらのおそれのある廃棄物のことをいいます。

 この感染性廃棄物は、さらに感染性一般廃棄物と感染性産業廃棄物とに分けられます。

 前者は、特別管理一般廃棄物である感染性廃棄物のことをいいます。ここに、特別管理一般廃棄物とは、一般廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有するものとして定められているものをいいます。

 後者は、特別管理産業廃棄物である感染性廃棄物のことをいいます。ここに、特別管理産業廃棄物とは、産業廃棄物のうち、爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有するものとして定められているものをいいます。

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執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
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by motomame | 2016-10-06 09:00