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by 弁護士 赤井勝治

医療機関の事業承継について-M&A-(1)

 医療機関の事業承継においても、他事業の事業承継の場合と同様、①親族内での承継、②親族以外への承継、③M&Aが考えられます。
 以前、最も多いと思われる①の親族内での承継について述べましたが、今回は、③のM&Aについて述べたいと思います。

 医療機関の廃院及び解散が、ここ数年急増しています。その主な原因は、開業医の高齢化と後継者不足にあると思われます。
 後継者のいない医療機関にとっては、これから述べるM&Aが、事業承継の打開策となり得ます。
 
 M&Aとは、Mergers(合併)and Aquisitions(買収)の略で、一般的には、企業の合併や企業買収などの意味で使われることが多い言葉です。
 ここでのM&Aは、簡単に言えば、医療機関の経営権を含む事業そのものを、全くの第三者に譲渡することを意味します。

 そもそも親族内に後継者がいれば、その者に承継をすれば足ります。また、親族内には後継者がいなくても、身近なところで、例えば勤務医などが後継者となってくれる場合には、そのまま承継をすることが可能です。

 しかし、後継者が全くいない場合には、事業承継ができない以上、廃院するほかありません。実際にも、廃院を選択される医療機関が多数存在します。

 そこで、廃院を避けて、事業承継を図る方法として、M&Aが近時注目されています。

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執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
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by motomame | 2016-03-03 09:00