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by 弁護士 赤井勝治

医師に対する行政処分について(6)

 本記事は、厚生労働省HPで公開されている「医師及び歯科医師に対する行政処分の考え方について」の改正について(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000024nfz.html)掲載の「医師及び歯科医師に対する行政処分の考え方について(平成24年3月4日改正)」(http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000024nfz-att/2r98520000024nvn.pdf)を加工して作成させていただいております。

 (9)贈収賄(収賄罪、贈賄罪等)

 贈収賄は、医師としての業務に直接関わる事犯ではありませんが、医師としての品位を損ない、信頼感を喪失せしめることから、処分の対象となります。
 行政処分の程度は、基本的には司法手続における刑事処分の量刑などを参考にします。
 なお、特に医師としての地位や立場を利用した事犯など悪質と認められる事案は、重めの処分とされます。

 (10)詐欺・窃盗(詐欺罪、詐欺幇助、同行使等)

 詐欺・窃盗も医師としての業務に直接関わる事犯ではありませんが、医師としての品位を損ない、信頼感を喪失せしめることから、処分の対象となります。
 行政処分の程度は、基本的には司法手続における刑事処分の量刑などを参考にします。
 なお、特に医師としての立場を利用して、虚偽の診断書を作成、交付するなどの方法により詐欺罪に問われるような行為は、業務に関連した犯罪であり、医師の社会的信用を失墜させる悪質な行為であるため、重い処分とされます。

 (11)文書偽造(虚偽診断書作成、同行使、虚偽有印公文書偽造等)
 
 文書偽造も医師としての業務に直接関わる事犯ではありませんが、医師としての品位を損ない、信頼感を喪失せしめることから、処分の対象となります。
 行政処分の程度は、基本的には司法手続における刑事処分の量刑などを参考にします。
 なお、特に医師としての立場を利用して、虚偽の診断書を作成、交付するなどした事案等悪質と認められる事案は、重めの処分とされます。

  赤井・岡田法律事務所
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執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
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by motomame | 2016-01-21 09:00