医師・医療従事者・医療機関の方々に対する法律事務所からの情報発信です。赤井・岡田法律事務所HP: http://www.akai-okadalaw.com


by 弁護士 赤井勝治

医療事故における刑事処罰について(1)

 過去にこのブログでは、福島・大野病院事件を取り上げたことがあります。

 その際にも、医療事故における刑事処罰についての私の考えを述べさせてもらいましたが、今回、再度、具体的な事例から離れて、一般的に考察してみたいと思います。

 医療事故において、医療従事者の刑事責任が問題とされる事案は、患者の取り違えや投与した薬品の誤りといった単純な過失による事案がその大半を占めるものと思われます。

 そもそも医療事故における刑事責任は、これを全面的に否定すべきとの考えもあるようですが、そのような考えは一般的ではありません。

 そして、上記のような単純な過失による事案については、チーム医療という要素がからめば誰が責任を負うのかといった別の問題が発生しますが、担当した医療従事者のいずれかが刑事責任を負うべきであるという結論については、異論を唱える方は少数なのではないでしょうか。

 これに対して、上記のような単純な過失によらない事案については、どのように考えるべきでしょうか。

  赤井・岡田法律事務所
京都市中京区新椹木町通竹屋町上る西革堂町184番地
                  オクムラビル2階
        TEL(075)257-6033
        FAX(075)212-3670
執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
[PR]
by motomame | 2015-11-05 09:00