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by 弁護士 赤井勝治

医療ADRにおける医師の関与について(1)

 まず、前提として、ADRについて説明します。
 
 ADRとは、裁判外紛争解決手続(Alternative Dispute Resolution)の略語であり、裁判手続きによらずに、中立な立場のあっせん人の仲介により当事者同士が話合いで解決を目指す制度をいい、医療ADRとは、医療紛争の話合いによる解決を目的とするものです。

 ADRについては、裁判手続きとの比較でいうと、
 ① 手続的に簡便であり、解決までの時間が短い
 ② ADRは手続きが非公開であるため、争いの内容や存在自体を知られたくない場合には適している
 ③ 当事者の合意のみに基づき紛争を解決しなければならないことから、当事者の意向を反映しやすい手続きである
 ④ 裁判手続では当事者に大きな費用負担がかかることが少なくないのに比べると、ADRでは一般的に経済的である
 といわれています。

 日本弁護士連合会ADRセンターは、医療ADRに対する需要の現在および将来の動向を考え、平成20年から弁護士会ADRを設置するための準備活動・支援を行っています。

 そのため、全国の弁護士会のADR担当者が集う全国仲裁センター連絡協議会でも、医療ADRがテーマとされることが多くなってきました。

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執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
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by motomame | 2015-07-02 09:00