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by 弁護士 赤井勝治

「医師から公安委員会への届出ガイドライン」について(3)

 引き続き、「道路交通法に基づく一定の症状を呈する病気等にある者を診断した医師から公安委員会への任意の届出ガイドライン」の概要について紹介します。

 公安委員会への確認について

 そのための定型の書式が用意され、患者の住所・氏名・性別・生年月日・年齢などの必要事項を記入して、都道府県公安委員会に確認を要求することができるようになっています。
 道路交通法101条の6第2項は、医師から「確認を求められたときは、これに回答するものとする。」と規定していますので、確認要求をしたけれども回答がなされないということはないでしょう。

 患者などへの説明・指導について

 このガイドラインは、患者の人権に十分な配慮をしつつ、自動車を運転することが危険な人を診察した医師の社会の安全を図るという使命を果たすための手順を定めたものです。
 したがいまして、患者本人やその家族に対しては、丁寧な説明と適切な指導が不可欠であると考えられます。
 他方で、医師としては、後日のトラブルを未然に防止するために、ガイドラインに基づいた説明や指導を行ったことを診療録に記載しておく必要があります。

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執筆責任者 弁護士 赤井勝治(京都弁護士会所属)
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by motomame | 2015-02-19 09:00